シンガポールの公用語って英語でしたっけ?

シンガポールの公用語は?

街を歩くと聞こえてくる言語、その国のアイデンティティが現れる瞬間ですよね。ここシンガポールの公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語の4つが定められていて、英語が全民族の共通語として一番話されていると聞いていました。

しかし実際は全く違っていて、至る所で中国語が飛び交っているのです。あれっ、ここの公用語って英語じゃなかったっけ?と思うときがしばしばあります。

そんな中国感があふれるシンガポールの一面を覗いてみたいと思います。

街を歩くと中国語が聞こえてくる

歴史を紐解きながらおさらいしてみましょう。

19世紀にイギリスがシンガポールを領有した頃から、中国本土からの出稼ぎという形で中国人の移住が本格的に始まりました。イギリスの植民地化で彼らは植民地開発のために働き、その多くは祖国に帰らずに住み着くことになりました。移民の波はとどまるところを知らず、20世紀の世界大戦中には中国人がマレー人を抜いて最大勢力になりました。

第二次世界大戦を経て、1957年にシンガポールを含んだマラヤ連邦がイギリスから独立。しかし、ここでマレーシアとシンガポールの軋轢が勃発。マレー人優遇政策を取るマレーシアとマレー人と華人の平等を訴えるシンガポールの人民行動党(PAP)が対立。結果、1965年に華人が大半を占めるシンガポールがマレー連邦に追い出される形で独立することになりました。

このような経緯からシンガポールには多数の華人が住むことになり、シンガポールが中国・台湾・香港と並んで中華圏の一つと考えられています。

さて、こんな歴史の背景があってかシンガポールの街を歩くと至るところに中国語の漢字が目に飛び込んできます。また、人々の話しに耳を傾けていると、ローカルの人はそんなに英語を話していない。。

僕は街を歩くのが好きで、時間があればシンガポールをぶらりと歩き回っているのですが、感覚値としては英語よりも中国語を聞く機会の方が多いんじゃないのと思う訳です。

本当にここは中国ではないかと思うほどで、”英語が公用語の国シンガポール”というイメージとは少しかけ離れた感じです。同じクラスメイトの台湾人も、”ここは中国語が通じてしまうから意識して英語を使わないと”みたいなこと言ってます。

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まとめ

中華系、マレー系、インド系が交差するシンガポールですが、その最大勢力である中華系にスポットをあててシンガポールを見てみると、全く違った景色が見えてきます。街で話される中国語、ひしめく中国語の看板などなど、一瞬ここは中国ではないかと勘違いするかもしれません。

なお、近いうちにシンガポールを構成するマレー系、インド系に関する記事も書いていきますので、乞うご期待!

 

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