実は多様性に溢れるアジアMBA
早く東南アジアの焼き鳥(サテ)が食べたいNobuです。今日はアジアMBAをエクセルで比較したぞーいう記事です。
さて、巷ではアメリカのMBAは2年、欧州は1年というイメージがあるらしいのですが、アジアのMBAは実に多様性に溢れており早くて1年弱から卒業でき、じっくりと勉強したい方は交換留学も含めて2年近く在籍することができる学校もあります。
特に私費の方はキャリアを中断してくるわけですから、プログラムの期間は気になるところでありプログラムの期間を自分で選べるというのはとても使い勝手がいいです。
アジアMBA学校比較
ここでは、学校毎の基本情報とMBA留学準備に必要な受験情報を一挙に網羅してみました。
基本情報比較

期間としてはアジアMBAの主要校は12ヶ月~16ヶ月が多いですね。米国未満、欧州以上といった感じで学校によっては入学当初から就職活動を意識して学校生活を送るところもありますが、16ヶ月だと欧州に比べて少し余裕はあるでしょうか。
学費は欧米のMBAスクールとくらべても軒並み安いです。ただし、僕が入学する学校を筆頭に近年授業料は値上がりする傾向にあり、今後も上記の授業料で入学できる保証はないです。
サイズについてはISBを除いてかなり小ぶりで、100人前後というのが多いです。欧米のマンモス校(1,000人)に比べてクラスメイト一人ひとりの顔が見え、同級生皆と仲良くなりやすいのではないかと思います。
留学生比率については注意が必要。香港・シンガポールMBAの留学生比率が少ないのは、そもそも自国民の数が少なく優秀な学生は欧米の学校に行く傾向があるためです。なので、学校によって比率は異なるものの香港・シンガポールではアジア内でのダイバーシティーがあり、アジアビジネスを学ぶのにはうってつけと言えます。
最後に、ランキングについて触れておかなければ。Financial Timesのランキングですが、近年はアジアのMBAが軒並みTop 50にランクインしており、特にHKUSTやCEIBSはランキング上欧米の一流校と遜色ないレベルまで到達しています。過去からの傾向を見ても今後アジアのMBAが順位を伸ばして存在感を発揮してくるものと思われます。
出願情報比較

・締切については基本的に昨年の実績値を記載しています(CEIBSだけ今年の締切を記載)
・GMATについては学校全体のAverageであり、日本人は平均より低くても合格できることが多いです
締切としては欧米よりも少し遅い印象でしょうか。早くて11月、次に1月、最後のラウンドで3月というのがデフォルトでしょう。
TOEFLはCEIBS、及びここには掲載していませんが北京大学で不要となっています。が、TOEFLで英語の基礎体力をつけないと、入学後の授業はおろか、GMAT・インタビューでまるっきり戦えないことになるので要注意です。
あと、香港・シンガポールではTOEFLの他にIELTSも認められているケースが多いです。個人的には、日本人はIELTSの方が点が出やすいと思うのでIELTSをオススメします。
GMATについては600点台中盤から700点台までと幅広いです。英語と数学どちらも得意な人が多いインド人アプリカントが多く入学する学校ではGMATの平均点が嵩上げされますが、日本人はそこまでの点数を求められていないのも事実で、例えばシンガポールなら600点で十分であとはインタビューや職歴で勝負、ということが実情でしょう。また、平均が690点のCEIBSに600点以下で合格した日本人アプリカントも知っています。
エッセイについてはWord数が短いですね、これはアジアMBAの一つの特徴だと思います。300 wordsなんて自己紹介とあと自己アピールをちょろっと書いたらすぐに到達してしまいますからね、いかに短い文字制限の中にエッセンスを詰め込めるか、そしてその表現力勝負になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アジアMBAには多様性があり、学費もリーズナブルでアジア各国の優秀なビジネスマンとコネクションを創れる場だと思います。しかも、ランキングは近年上昇中な割に日本人にとっては比較的合格しやすいと感じており、今後のことを考えると僕は穴場と思っています。
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