現在はPEで活躍!HKUST MBA卒業生に一問一答

” US/EU/ASIA MBAを徹底比較~まだまだ知らないMBAの実態~”と題したAGOSのMBAセミナーが6/10に開催されました。アジアMBAからはHKUST MBA卒業生の都筑氏がパネリストとして参加。アジアMBAの魅力について存分に語りました。

そこで本日は、当セミナーで行われた一問一答の内容をここに公開します!

プロフィール

■都築 啓 氏
Hong Kong University of Science & Technology HKUST, Class of 2015
2008年に東京大学法学部卒業後、デロイトトーマツコンサルティングへ入社し、戦略策定・組織デザイン・業務改善・PMIなど幅広いプロジェクトに従事。2013年よりHKUST MBAへ留学。2015年にプライベートエクイティファンドに参画し、現在は企業再生に従事。趣味は弓道。

アジアMBAの魅力とは?

ーー アジアMBA留学を目指した経緯を教えてください。

コンサルティング業界はMBAホルダーが多いので自然とMBA留学を視野に入れていました。私の場合は特に、MBAホルダーの上司と一緒に仕事をしたことが大きく影響しています。また、海外オフィスへ異動する制度自体もあるもののいつ行けるかは分からず、それであれば自分のタイミングで海外で揉まれる経験をしたいと思い私費で留学することにしました。

仕事の忙しさなどもあり勉強できずあきらめそうになった時期もありましたが、2年の準備期間を経て、HKUSTに入学しました。あきらめそうになったときも、「数年後「留学すればよかった」という後悔はしたくない」という気持ちで踏みとどまり、勉強を再開しました。

ーー アジアMBAプログラムを最初から狙っていた?

コンサルティング業界ではアメリカ・ヨーロッパのスクールのMBAホルダーは既に多数いたので、そうした諸先輩方との差別化が必要と考えていました。また、転職を視野にいれていたのでインターンの機会があること、一方で2年のプログラムは自分のキャリアプランには長すぎると感じていたところ、アジアのスクールは1.5年のプログラムや履修期間にフレキシブルな点が多い点も魅力的に感じていました。

さらに、学生の多様性が豊かであること(HKUSTの場合は30か国以上の学生が集まる)ことや、実務家出身の教授も多く(グローバル企業のアジア拠点の経営者など)彼/彼女らの経験から学びたいと考えたことから、HKUSTを進学先として選びました。

ーー HKUSTでのクラスで印象的であった点を教えてください。

HKUSTでは、学生が目指すキャリアに応じ、ファイナンス・コンサルティング・マーケティング・アントレプレナーなど複数のキャリアトラックを用意し、学生は自分の関心・希望に応じて専門的な授業をとることができます。

さらに、HKUSTは創立25年と学校自体が非常に新しいのですが、その分学校のみならず学生、卒業生が自分たちの母校を発展させようする姿勢が非常に強い学校です。

また、理論と実践を両立する機会も豊富に用意されていました。私と同時期に留学した日本人の同級生はアントレプレナー志向でしたが、起業家やVCの教授から起業に関する理論を学び、MBAの学生やエンジニア学部の学生とともにビジネスを立ち上げ、ビジネスコンペティションなどでも優勝していました。彼は帰国してからも自分のスタートアップを立上げ、VCから資金調達など実現していますが、HKUSTで理論と実践を両立された好事例だと思います。

ーー アジアMBAならではのクラス内容を教えてください。

授業の中で扱うビジネスケースの約40%がアジアのケースです。例えば、私はUCLAへの交換留学も経験しましたが、同じ自動車産業のマーケティングで使ったビジネスケースがその違いを表していました。

UCLAでは、アメリカのテスラが高級電気自動車をハイエンド市場に投入するマーケティングのケースを扱っていたのに対し、HKUSTではインドのタタ自動車が、最低限の機能を備えた四輪車を、二輪車しか乗ったことがない人々にどうマーケティングするかというケースを取り上げていました。

これは、どちらが優れているということではなく、自分はどちらのケースに興味があるかという問題です。、卒業後のキャリアを視野に入れ、MBAで何を学びたいか考えることが重要と言えます。

ーー 香港での生活について教えてください。

留学中の価値は授業だけでなく、留学中にどこで何をしたかということで決まります。その意味では、アジアの主要都市のどこからも近い香港という場所は大きなアドバンテージがありました。

また香港というとファイナンスのイメージですが、香港に隣接する深センには多くのテック系企業が集まっており、起業家志向の方にもおすすめできる場所です。香港に住む人は非常にオープンで、キャンパス内でもMBAではない学生と交流するなどしていました。

ーー 就職活動についてはどのように感じましたか?

卒業後は、現地で就職する場合と日本に帰国して就職する場合の2パターンがあります。日本に帰国する場合に限って言えば、海外MBAに留学する日本人が年間200人程度(私費はその半分程度)の中、コンサルティングファームや投資銀行、PE、その他の事業会社がMBA卒業生を採用したがっていますので、非常に選択肢は広いと言えます。

合格すると、渡航前から起業主催の壮行会など開かれますので、そうしたパーティに参加して情報収集をし、インターンなどしながら自分自身の将来を改めて見つめ直すと良いのではないでしょうか。

ーー MBA留学して自分の考えが変わったと思う点は?

私費留学の場合、留学期間は会社の看板が無くなるという貴重な期間となります。在職中は会社の看板に泥を塗るわけにはいかないという思いで色々な制約があると思っていましたが、いざ留学すると、せいぜい自分が恥をかくくらいで何の制約条件もありません。

そうした環境下で何にでもチャレンジすることができたことは大きかったし、実は帰国して就職した後も制約条件はそんなにないのでは、と気づくこともできました。

まとめ

アジアMBAではPEなど夢のまた夢、そんな言説を跳ね返して見事PEへの就職を勝ち取られた都築さん。次世代のアジアMBAを引っ張る人材として今後も注目です!

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ABOUTこの記事をかいた人

Asia de MBA編集長。シンガポール国立大学MBA intake2016 公認会計士。大学卒業後、監査法人に入所。会計監査・コンサルティング業務に従事するも、会計スキルだけでは事業は創れないと思い、マーケティング・リサーチ会社に転職。東南アジア各国で消費者リサーチ業務に従事する傍ら、ジャカルタで東南アジアを統括する業務拠点の構築に主要メンバーとして参画。