ミドルマネジャーを育てる!NTU Fellows MBA入学者インタビュー

MBAには色んなコースがあるのは知っていますか?

皆さんがご存知なのはEMBA(Executive MBA)でしょう。主にミドルマネジャーや経営幹部クラスを対象としたMBAコースです。

今日ご紹介するのは、MBAコースとEMBAコースの中間的な位置づけであるNanyang Fellows MBAに通われているT.Oさんです。はたして、どんなことを学ぶのでしょうか。

プロフィール

T.Oさん
■大阪府大阪市出身
■大阪市立大学卒業
■新卒で大手化学メーカーに就職
■9年半法人営業に従事した後、事業企画部門に異動
■2016年6月よりNanyang Fellows MBAに入学

Why MBA?

ーー MBAを目指すきっかけはありましたか?

日系の大手化学メーカーで事業企画部門に異動したことがきっかけでした。当時の仕事にはやりがいをもっていたのですが、同時に自分の無力さを痛感していました。中小企業診断士の資格を取得し基本的な経営知識は身につけていたのですが、経験豊富な経営層の前ではそれらの知識は十分に通用しませんでした。

中小企業診断士で学んだことは実務の中で知識として活かせる部分もあったが、自分の力不足もあり、持っている知識と実務をうまく繋げられなかったのです。経験で勝る経営陣相手とそれなりにやり合うには、やはり更なる知識の獲得が必要で、特に実践で役立つ知識の習得が必須と感じていました。そこでMBAという文字が浮かんできたんです。

ーー 海外のMBAを志向されたのはなぜですか?

端的に言って海外の空気を吸いたかったんです。日本で生まれ育ち、12年日本の会社で働き、これまで日本が自分のベースだったのですが、海外で住む経験を得て自分の視野を広げたいと思ったんです。

また、今の会社の企業文化的にまだまだダイバーシティーという面では物足りないと感じていて、意思統一がし易いとかコンフリクトが起こりにくいとかメリットはあるんでしょうけど、今のやり方が正しいかどうか根本的な疑問を投げかけられる人はほとんどいません。このままでは内部変革は起こりにくいですし、海外のMBAを経て多少なりとも違う視野から提言、行動変革ができる人材になりたいと思いました。

ーー ダイバーシティーがないのは日本企業特有の問題ですよね。

そうなんですよ。

それに、今は技術だけで食べていくのが難しい時代になりました。正直、ただ単に良いモノを作ってもそれだけで売れることは難しい。

これからは様々な技術やハード、ソフト、サービスなどを組み合わせて、いかに顧客に価値を感じてもらうかが勝負です。良いモノは当たり前で、良いビジネスモデルが必要。そのビジネスモデルを変えるためにどうすべきか学びたいというのもありましたね。

Why Asia? Why NTU?

ーー 海外のMBAの中でもアジアを選ばれた理由はありますか。

アジアだから選んだというよりは、アジアもUSやEUと同じ土俵に入れたうえで優劣なしに考えました。

比較していく中で、まずアジアは飯が美味い(笑)。それにこれまで弊社の社費で一人もアジアに行ってなかったですし、英語圏で暖かいところに行きたかったんです。

ーー 英語圏で暖かいところというとまさにシンガポールですね!

はい、アメリカの西海岸と悩んだんですが。

家族帯同だったので治安の良さは必須でした。その点シンガポールはお墨付きですし!また、シンガポールという国への興味も湧いていて、こんな資源もなく小さな国がどうやって発展したか、どうやって経済大国になり得たか単純に興味があったんですよ。

ーー シンガポールの中でもNTUを選んだ理由は?

これはテクニカルな問題もあり、会社から許された留学期間が1年だったので、シンガポールではNTUとSMUしか選択肢に残りませんでした。

NTUは技術系大学ですし、もともと私はメーカー出身なのでテクノロジーをどうビジネスに変えていくか、という点はとても興味がありました。その点ではSMUよりもNTUに軍配があがりました。

ーー Fellows MBAは普通のMBAとどう違うのですか?

基本的にはEMBAに近いイメージです。

ほぼ全ての授業においてもマネージャーだったらどう判断するかという視点が求められます。また、年齢層は30第半ばが多いのである程度の経営知識は知っているという前提で授業が進んでいきます。

同級生も基本的には落ち着いたトーンで喋り、皆ビジネスに精通しています。同級生にはシンガポールの官僚や軍の幹部の方までいて面白いです。

ーー 最後にメッセージをお願いします!

人数は25人程度と少なくて同級生や教授との結びつきが濃く、少人数制のメリットをフルに享受することができます。日本人はほとんどいないので本当に訓練になります(その分、大変ですが)!

また、プログラムの内1ヶ月かけてWharton, George Town, UC Barkleyの3校に留学するのが必須となっていて、アメリカの大学に交換留学が必ずできるのも素晴らしいです。

平均年齢が30半ばで自分と同じような経験年数を積んだ人と勉強でき、同級生の豊富な経験からの学びが多いので、ミドルマネージャークラスの方でしたら本当にお薦めのコースとなっています。

最後に

インタビューでT.Oさんから感じたのは、Nanyang Fellows MBAを経て日本企業を変革するとの熱き思いでした。

グローバルで出遅れ感がある日本企業ですが、T.Oさんのようにアジアの一流校で学び、アジアを含むグローバルで活躍できる日本人が一人でも多く増えて日本が活性化することを願っています。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Asia de MBA編集長。シンガポール国立大学MBA intake2016 公認会計士。大学卒業後、監査法人に入所。会計監査・コンサルティング業務に従事するも、会計スキルだけでは事業は創れないと思い、マーケティング・リサーチ会社に転職。東南アジア各国で消費者リサーチ業務に従事する傍ら、ジャカルタで東南アジアを統括する業務拠点の構築に主要メンバーとして参画。