アジアNo.1MBA合格者が語る受験準備シリーズ②GRE編

アジアMBA受験準備シリーズ第二弾

Asia de MBA編集長のNobuです。前回に引き続き、アジアMBA受験準備の記事をお届けします。

(第一弾)アジアNo.1MBA合格者が語る受験準備シリーズ①IELTS編

今回はGRE編です。私は出願直前までGREの存在すら知らなかったのですが笑、今は多くの大学でGMATとGREの選択ができるようになりました。GMATとGRE、どちらもアメリカ発ですが、試験の向き不向きがはっきり分かれますので、Zenjiroさんの記事を読んでアタリをつけてみてください。では、第二弾へGo!

GREとは

GREはTOEFLを運営しているETSが作成している試験で、本来MBAのみならず欧米の大学院入学のための学力試験として使用されている試験です。現在は多くのMBAスクールがGMATと同等の試験としてGREのスコアを受け入れています。但し、GREを受け入れていてもGMATの方が望ましいとする学校もあるため、GREへ踏み出す前に自身の志望する学校のApplicationサイトにてGREで出願しても大丈夫か確認する必要があります。

GREの試験はGMAT同様に年間5回の回数制限があり、試験内容もGMATに酷似しています。Math、Verbalが各20問1セットでMath 2セット、Verbal 3セットを行います。Verbalのどれか1セットは点数に反映されないダミー問題との噂ですが、TOEFLのListeningとは違って見分けることはできません。しかし、GMATと異なる最大の特徴が、あの忌まわしきCATシステム(正解/不正解によって次の問題が変わる出題形式)を採用していない点です。従って、20問1セットの中であれば、制限時間中に前の問題に戻って回答することができます。最初の1セットの正解率により、次のセットの難易度が変化します。

また、IRはなく、GMAT同様、Analytical Writingは最終スコアには影響しませんので、一定のスコア(4.0以上)を確保できていれば、出願上不利に働くことはないと思います。スコア提出者が全スコア提出をしない限り学校側が勝手に過去の試験結果を参照できないのも、GREがGMATと異なる点です。 一般的にはMathがGMATよりも簡単であり、Verbalは単語が難しいと言われます。GREの310点がGMATの600点前後、GREの315点がGMATの650点前後と同等の水準です(GMATへのスコア変換表がETSのHPにあります)。

GMAT conversion

GRE→GMATへの換算表

私はGMATでスコアが出ず、5回の回数制限を使い切る可能性があり、また実際に使い切ったため、GREの受験を行いました。ここでは、その勉強法や対策を記載致します。なお、私はGREを3度受験し、正味勉強期間1ヶ月半で304点(Q159/ V145)→313点(Q165/ V148)でした。より高い点数を望まれている方には、参考にならないかもしれませんので、この点、ご容赦下さい。

一方で、多くの方はGMATスコアが伸び悩み、GREを検討されているのではないでしょうか。その場合、GRE対策にかける時間が殆どないことが多く、短期間で一定のスコアを確保する方法として、参考にして頂ければ幸いです。

GREのMathは満点を狙え

戦略

GREの場合、Mathはほぼ満点(170点)を取る必要があります。と言いつつも、私は3回受験して最高がMath165点で、満点を取ることができませんでした。GMAT本番のMathで49点を何度も出していたので(50点以上ではなく恥ずかしいですが)、GMATよりも簡単なGREのMathとの噂を聞いて、甘く見ていた感は否めませんが、原因は時間配分です。1セット目は簡単です。普通にやれば時間が相当余ります。2セット目も同じ要領で解き進めると、最初の10問がやや難しくなっており、残りの10問の表を読み解く問題等に時間が残りません。

 勉強方法

GMAT同様にマスアカで一通りの単語を覚えた後は、ひたすら時間を計って問題を解くことをお勧めします。問題は、“kaomanfen”という中国のサイトに掲載されている問題を使用するとよいと思います。特に2セット目を速く解き切ることに注力して下さい。あくまで私個人の感覚としては、問題の難易度はGMATよりも簡単ですが、特にGRE2セット目はGMATよりも解くスピードを求められている気がします。

GREの Verbalは読解問題を落とすな

戦略

20問中10問が単語の穴埋め問題です。GRE対策に時間がない人は、究極この10問を捨てるのもアリだと思います。と言うのも、私は1回目のGREはほぼ無勉強であったため、単語問題を捨て、最初に読解問題の10問に時間の大半を使い、単語問題は最初の1〜3問目の比較的簡単な問題を真剣に解き、残りは殆どランダムクリックにしました。結果V145点でしたので、合計310点〜315点を目指す人で、Mathに自信があり、あまりGREに時間を掛けられない状況の人であれば、試してみる価値のある戦略だと思います。 なお、GREの読解問題はGMATの通常のRCの難易度レベルだと思いますので、時間を掛ければそこそこの点数が取れるのではないかと思います。

勉強方法

単語問題もしっかり解くという方は、兎に角単語力の増強が必須です。GMATでも見たことがない単語が頻出します。もしTOEFLを受験されていた方であれば、『TOEFLテスト英単語3800旺文社』のレベル4は完璧に覚えて下さい。その上で、私は上述した”kaomanfen”という中国のサイトに掲載されている問題を解きながら、不明な単語が出て来たら、”Weblio”の単語帳に登録するという方法を取りました。“Weblio”は有名なインターネット辞書ですが、無料アカウント登録すれば、自分が調べた単語を単語帳登録でき、また登録した単語のフラッシュカードや、復習問題をすることができます。私は受験後期でこの機能を知り、もっと早く知っておけばよかったと後悔しました。無料で200語まで登録できますが、私は有料会員(月315円)になり2万語登録できるようにして、フル活用して単語を暗記していました。 他のGRE対策をされている方は、『Instant Word Power』という単語帳を活用して、語源から単語を覚える、類推できるようにされている方もいました。私は時間がなかったので、この対策は行いませんでしたが、ある有名塾では推奨している対策であり、検討されてみるのもよいかもしれません。

なお、Analytical WritingはGMATのAWと同じと考えて問題ないと思います。私はGMATの際にE4TGのAW対策コースを受講しており、それ以上の個別対策は行いませんでした。

最後に

如何でしたでしょうか。私自身は多くの人が突破するMathでつまずいてしまいましたが、多くの方はGMATよりも比較的短時間の勉強でGRE310点(GMAT600点)以上を出すことができるのではないかと思います。GMATスコアに伸び悩んでいる方、志望校のGRE取り扱いに問題がない方は、受験を検討してみては如何でしょうか。

スポンサーリンク

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でNobuをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人

香港のHKUST Business School intake 2016。大学卒業後に損害保険会社へ入社。国内法人営業部にて、大手総合商社、物流業界を担当。商社が手がける海外インフラプロジェクトの保険アレンジメント等を行う。MBA留学に際して会社を退職。幼少の頃より剣道を続け、現在剣道五段。座右の銘は「志あるところに道は必ず開ける」。