東大を抜いてアジア1位に君臨!シンガポール国立大学の同級生にインタビューしてみた

各種手続きのために関西に帰省しているNobuです。大阪はほんまに熱いですねー、溶けそうですわ。。そんな中、関西でMBAの同級生に会う機会があったので、インタビューしてきました。

手前味噌で恐縮ですが、我らが入学するシンガポール国立大学は先月アジア大学ランキングで東京大学を抜き1位となりました。ランキングが全てとは思いませんが、確実にアジアの時代が目前に迫ってきていることの証左です。それでは、インタビューに入りましょう。

プロフィール

Aさん
■広島県生まれ
■慶応大学卒業
■大学卒業後、大手インフラ系の会社に入社
■2016年7月よりシンガポール国立大学MBA入学

Why MBA ?

ーー MBAを目指すきっかけはありましたか?

私は新卒で不動産開発の仕事からキャリアをスタートさせ、これまでにM&Aや新規事業開発などに従事してきました。もともと以前より海外で働きたいという思いはありましたが、MBAという選択肢はありませんでした。

しかし、今から3年前にM&Aの仕事に従事する中で投資先のベンチャー企業に入って経営に深く関わる機会があり、そこで経営というものに初めて直に触れることになりました。そして、創業者のビジネスに対する熱意、人の動かし方などを目の当たりにしていく中で、自分には経営に関する知識やスキルが不足していることを実感し、それらを身につける手段としてMBAを志すことになりました。

ーー 社費としてMBA留学を目指す思いは?

会社に留まって今の仕事を続ければ、専門性を深めることはできたと思います。私自身、日々切磋琢磨しながら新規事業などで道を切り拓いてきたことは貴重な経験です。特に30代では会社の中の役割や責任の重さは20代のそれとはステージが変わり、専門性を深めていく良い時期だと思います。だから、MBA留学しないという選択肢も含めて、機会費用や卒業後のキャリア、タイミング等をしっかり検討したほうが良いと思います。

私にとっては、将来のキャリアを考えたとき、今は自身の幅を広げることが大事だと考えました。様々な実務経験を積んだ今だからこそ授業や議論から得られることが大きく、MBAから得られる知識や経験、人脈が当社の海外事業の展開を加速させることに繋がると考えたからです。

ーー 日本のMBAは考慮されましたか?

社内的には、日本のMBAというオプションもありました。知識を学ぶだけであれば日本のMBAが優れているところも多いと思いますが、海外のMBAはそれ以外の所で優れている所が沢山あると思います。

例えば、海外のMBAは多様性があります。海外のMBAは多用なバックグラウンドの学生が一同に集うので、授業の知識以外にグループディスカッションなどでクラスメイトから学ぶこともとても大きい。また、海外ビジネスに携わるにあたって、現地の商習慣や文化を知っているかどうかが実際のビジネスに効いてくると考えました。国際感覚を国内で磨くことは困難だと考えて、海外のMBAを目指しました。

Why Asia ? Why NUS ?

ーー なぜアジアのMBAを選ばれたのでしょうか?

MBAはどこで学ぶかが重要です。学校数で言えばアメリカ・イギリス、欧州には伝統校がいくつかありますが、私にとってMBAはあくまで卒業後ビジネスマンとしてさらに活躍するためのツール。インフラのニーズという観点からは、今後東南アジアが最もマーケットとして魅力的であるためアジアのMBAを選びました。成長するマーケットの中で学べることの意義は大きいです。

ーー その中でもNUSを選ばれた理由は?

NUSは東南アジアの中心地シンガポールにあります。シンガポールからは物理的に東南アジア各国を見て回りやすいですし、情報も沢山入ってきます。この地に身をおくだけで現地の事情を肌で感じられるのはとても貴重な経験になると思っています。日本から物理的に近いことから、卒業後も多くのクラスメイトとコミュニケーションが取り易く、生涯を通じた付き合いが出来るのではないかとも思っています。近年、日本からも毎年10名前後入学しており、在学生とお会いしてもユニークなバックグランドで優秀な方が多く、今後も多方面に日本人ネットワークが広がっていくのではないかと思っています。

また、NUSは多様性に溢れていてフルタイムのクラスサイズも100人程度(50×2クラス)と少数精鋭で、授業等での発言もより多くの機会があると考えました。そして、そのような多様性の中でクラスメイトから学べるものは多いだろうと。特にインド、中国、東南アジアからの留学生が比較的多いということが魅力でした。卒業後、実際のビジネスの場面でコミュニケーションを行う上での良い経験となりますから、とても実践的な環境だと思いました。

さらに、国際経験の乏しい私にとっては、スタディトリップや短期・長期の交換留学など世界を巡る機会が豊富にあることも魅力でした。毎年行く先は変わり、勿論行くか行かないかは選べるそうですが、現在学んでいる学生からはスペイン、ドイツ、イスラエル等世界各地へ行って授業を受けたり企業訪問を行ったりしたと聞きました。

最後に、”大学”という観点ですと、NUSは大学としての評価(アジア1位の総合大学)もさることながら、伝統や歴史、ブランドも魅力でした。やはり評価の高い学校には優秀な学生が集まり、彼らの経験から学ぶことも大きいと考えたからです。

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受験生へ一言

ーー 最後に受験生に一言お願いします!

私はMBA受験には覚悟が必要だと思ってます。スタート地点や目標は人それぞれ違いますが、働きながら時間をやり繰りして多くの犠牲を払いながら勉強や資料作成等に時間を割かなければならないことに変わりはありませんし、プレッシャーや緊張感に押しつぶされそうになることもあるでしょう。MBAは資格ではないですし、卒業後に何か保証されているものがあるわけでもない。だから、覚悟がないと中々努力を続けること、目標を達成することは難しいのではないかと思います。

それでも、覚悟をもってMBAを受験している方には、苦しいと思いますが何とかその環境を楽しんで欲しいと思います。受験中、MBA留学した経験のある上司は言っていました。

そうした苦労も、振り返ってみると楽しいことだよ。

改めて考えみると、やりたいことが分からない人もいる。やりたいことがあったとしても色々な理由で出来ない人もいる。しかし、今の自分は苦労をしてでも目指したいという目標を見つけられて、自分が定めた目標に向かって努力することが出来る。こうした環境にあるだけでとても恵まれており、こんな風に自分のために自由に時間を使えること自体が人生の中でそんなにあることではないのだということに気付かされてから、結果はどうなるか分からないけれど、将来後悔しないように兎に角自分の出来るベストを尽くそうと思いました。

会社の同僚や家族等の周りの支えがあってこそ受験に専念できると思うので、MBA留学を目指せる環境自体が幸せなことに気づき、エッセイ等や勉強に試行錯誤しながら、二度とないその過程自体を楽しんで欲しいです。目標に向けて努力できる環境に感謝する、そういったことを思いながら目標に向かって頑張れば、自ずと道は開けると思います。

インタビューを終えて

社費としてMBA留学に挑戦させるAさん、発言の節々から”感謝”という思いを感じました。社費でも私費でも人生をかけたチャレンジであることに違いはありません。そのチャレンジができることの”感謝”を噛み締めないといけない、そう思わされました。

Asia de MBAでは、アジアで学びアジアで活動する人を一人でも多く増やすために、今後もアジアMBA在校生・卒業生のインタビューを継続して行っていきます。

→→NUSのデータが載っている記事はこちら

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Asia de MBA編集長。シンガポール国立大学MBA intake2016 公認会計士。大学卒業後、監査法人に入所。会計監査・コンサルティング業務に従事するも、会計スキルだけでは事業は創れないと思い、マーケティング・リサーチ会社に転職。東南アジア各国で消費者リサーチ業務に従事する傍ら、ジャカルタで東南アジアを統括する業務拠点の構築に主要メンバーとして参画。